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崩れゆく日本の治安
平和と謳われた日本の社会においては、長らく「身を護る」ということに意識を向けた生活習慣は不要とされ、ほとんどの人々は、テロ攻撃や暴力を用いた犯罪とは無縁の平穏な毎日を送ることが当たり前でした。
これは刃物犯罪から身を守るためのガイドラインをまとめたSPPの特別冊子「刃物犯罪対策ガイド ー攻撃から生還するためにー」の導入部分です。
現在、毎月のように凶悪な刃物事件・通り魔事件がニュースで流れる世の中となっています。
令和６年の警察庁「治安に関するアンケート調査」では、ここ 10 年間での日本の治安に関し、「悪くなったと思う」旨回答した方は過去3年のデータにおいて年々悪化しており、全体の 76.6％を占めています。
「警察庁 令和６年の犯罪情勢」より
従来の防刃ベストの課題
このような「突然の刃物による暴力」は防ぐことが非常に難しく、私たちは「防刃ベストの着用」がひとつの選択肢と考えます。
しかし従来の本格的な防刃ベストは、重く、硬く、目立つため現実的には難しい選択肢でした。
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私たちSSPについて
SSPは「防刃ベストの民主化」を掲げ、日常に溶け込む新しい防刃ウェアを提供し、誰もが突然の脅威から自分や大切な人を守れる未来を目指しています。
2024年から2025年度にかけても、さまざまな防刃装備品をリリースしてきました。
その中で特に要望のお声が多かったのが「首（頸部）」への攻撃に対する保護でした。
首から頭部まで守る
冬季向け防刃装備品のリリースにあたって、体幹部の防御（防刃ベスト）だけでなく「首から頭部への防刃素材の追加」機能を持つジャケットタイプの防刃ウェアをリリースいたします。
動きやすさを損なわない
硬質層を持つ防刃パネルは強力ですが、首・頭部分に使用すると動きづらく重量も増すため、新素材であるUMWPE（超高分子ポリエチレン）繊維を厚めに縫い込み、斬り付けを主として防御する設計としています。
前腕を守るアームガード構造
「襲撃時に攻撃を防ぎ次の一手を打つ」ため、前腕部分にも防刃素材を取り付けました。
いわゆるアームガードを持つ防護ウェアになります。
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よくある質問
柔軟な素材を使用しているため外から見て防刃ウェアだと気づかれる可能性は非常に低いです。ただし、体をひねった際や屈んだ際などに内部の防刃パネルが浮き出る場合がありますし、触れた際には素材の感触があります。
従来の金属製などと比べて大幅な軽量化を実現していますが、あくまでも「防刃ベスト」であることをご理解ください。全量で約2.5kg（サイズにより異なります）ほどの重さがあります。長時間の着用は人によって肩が凝ったり疲労感が増す可能性はございます。ただ着用による守られている安心感は半端ありません。
商品ページの写真や動画で説明させていただいたとおり、多種多様な刃物をかなりの力で突き刺しても防ぐことができますが、全ての刃物に完全に対応できるわけではありません。特殊な形状の刃物や非常に力の強い相手の場合、防ぎきれないことがあります。過信せず、まず逃げることを最優先とした防犯意識と併せて活用いただくことで、本来の効果を発揮できます。
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